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cult

生命力も身体も薄い26歳 死ぬまでの消化試合記録

病んでいたから


自殺なんてしたら、あの人は病んでたからねぇ、なんて言われる。
不幸があったから…とも。

親が死んだ20代なんて山ほど居るのに、あの子は弱いから耐えられなかったのかねえ、とか。

母の死があった後も、なんとか乗り越えられそう!と希望の光が見えた瞬間、ルチオ・フルチよろしく目潰し喰らって失明させられた。

長々書いたところで自殺した人間の言い訳。自分の弱さを少しでもマシに見せたいだけの取り繕い。見栄。そう思われるのがオチ。

他人はそれはそれは好き勝手言う。推測や憶測でも。そうじゃないんだよと一人一人まわって弁明する訳にはいかない。みんな勝手にそれぞれの解釈をする。でも仕方がない。

フラッシュバックにも疲れた。醜い顔で生きるのも辛い。優れた点が一つもない。人並みに出来ることも一つもない。朝早く起きられない。はっきり喋れない。声を出したくない。聞かれたくない。顔を見られたくない。名前を呼ばれたくない。

心残りしかない。後悔や無念しかない。怒りや悲しみ、罪悪感、孤独感しかない。ネガティヴな感情しかない。
みんな離れていく。誰かの一番にはなれなかった。よそ見ばかりされた。よほど価値がない奴。よほど面白くない奴。

死んだらどこに行くんだろう。
分からないから怖い。無になるのは怖い。母と一緒に未来永劫暮らしたい。あの笑顔をもう一度間近で見たい。あの声を聞きたい。
今、居ない意味が分からない。
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