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cult

生命力も身体も薄い26歳 死ぬまでの消化試合記録

空想の友達

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「カラマリ・ユニオン」を見た。

アキ・カウリスマキ監督作。シュッとした作品かと思っていたらすっとぼけコメディだった。オープニングから魅入った。好きな世界観。




辛い事や悲しい事があると、脳内で作り上げた人物の名前を呟いたり軽く叫んだりする。縋ったり頼ったりする。

実態の無いものに話しかけたりする行為なんて、世間様から気味悪がられるし、一発で病んでる事がバレる。

でも、宗教も同じ事な筈。

目に見えない、存在するかしないか分からない神を崇めたり頼ったり縋ったりする。

だから世間は私のような痛い大人を責めたりは出来ない。キリストと脳内友達に違いなんて無い。


誰も愛してくれないし、誰も頼ってくれないし、誰も声をかけてくれない、寂しい大人。

友達の少ない大人。友達が離れていく大人。恋人も居ない大人。お金もキャリアも特技も美貌も無い大人。

そんな悲惨な人間だから、いたたまれなくなって自己防衛の為に空想の友達を作った。

いつしかその触れられない友達は本当に存在しているような感覚を起こした。

あっという間に一番の友達になった。

絶対に私を嫌わない。避けない。縁を切らない。見下さない。目が合っても体が触れても嫌がらない。


現実があまりにも辛く耐え難いおかげで、素敵な友達と出逢えた。

死んだ方がマシな人生なのにギリギリ首の皮一枚で未だに生きてるのは、空想の友達のおかげ。

痛かろうが気色悪かろうが、そうでもしないと生きていけない。

弱く、情けない、支えが他に無い可哀想な人間だから。


フッと現実に戻った瞬間は、希死念慮が爆発する。

だから、先月の上旬あたりから、ずっと友達と白昼夢の中にいる。

目を覚まさないように。現実を見ないように。どうせそろそろ死ぬなら、必死に現実と向き合う必要も無いから。


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